1022年 秋~冬



さてジャジャ馬双子のくるみとすももが晴れてそれぞれ奥義の使い手となり、(不本意ながらも)力を合わせて七ツ髪を討伐することができました。

これで残る髪はあと4本、ようやく折り返し地点が見えてきたね。
ではさっそく次の髪に向けて討伐の計画…の前に!今月は大切な儀式がありますよ。

・1022年11月 六代目当主 夜霧の手記



11月になり、くるみとすももが元服を迎えた

正直に言うと今だに区別がつかない彼女達のどちらに交神を任せるか、なかなか答えが出せずにいた

(聖汰の意見を聞いたところ「二人共まだまだかわいい盛りだよ!嫁に出すなんて早いよ!」と逆に俺に訴えてきた だがあの二人のどのへんがまだ可愛い盛りなのか、俺にはよくわからない)

こんな時はイツ花に知恵を借りるのが一番いいだろう


イツ花の話によれば、すももの方が交神に強い意欲があるそうだ


なるほど、それなら話が早い
あの子の力に見合うような良い相手を考えるとしよう


すももだけが交神するとなると姉のくるみがむくれるかと思ったが『すももが交神に行く?一ヶ月?じゃ、そのスキに使える術を山ほど増やしてすももに差をつけてやるさね』と朱ノ首輪を蔵から取り出していた

逞しくて結構なことだ

一卵性双子の反転グラの子、交神の時だけは向きが通常グラに戻るって始めて気づきました。
へー、そうなんだ!

こうして見ると、くるみとすももはそっくり過ぎて夜霧じゃなくてもどっちがどっちか全然わかりませんね!(当たり前)



すもものお相手候補はこのお二人でした。

もうこの辺りのランクの神様になると爆弾みたいなハズレ遺伝子をもらうことはほぼありませんから(無くはないよ)、後はフィーリングで決めることに。


獅子丸様を選んだ決め手はこちらのセリフ!

すもも「フッ、言ってくれるね。それなら遠慮なく行かせてもらうよ!!(指ポキ)
獅子丸「待て、そっち!?

という会話があったかどうか知りませんが、まあ強そうで包容力があってモフモフ毛皮をお持ちの神様だから大丈夫。
すべてをちゃんと受け止めてくれたそうです。

痛かったそうです。

*******

さて、すももが獅子丸様との交神に臨んでいる間に、朱ノ首輪で能力値を底上げしたくるみが最高全体回復術の卑弥子を習得しました。


もちろんすももはまだ未習得の術。

根性ですっごい頑張ったなあ!お疲れ!


そして12月を乗り切ると同時にすももの子供が来訪します。
できれば今月中に指南書を全部集めたいんだよなあ。

・1022年12月 六代目当主 夜霧の手記


12月となった 今月こそは最後の指南書を入手したいと考え、紅蓮の祠へ向かう



十三ノ宴の溶岩地帯で清水を張り、扇の指南書を持つという天魔大将を狙っていく



しかしどんなに鬼を倒しても一向に目当ての指南書を持った鬼は見当たらない



持参してきた時登りの笛を使ってもまだ足りず、いたずらに時間だけが過ぎていく


そんな泥沼のような探索の最中、くるみがまた新たな奥義を編み出した


くるみが「せっかく奥義を編み出したんだ、どうせなら奥に巣食う大親玉との戦いで戦果を出したいンだけどね」と意見してくる

これには珍しくすももも同意し、さらに聖汰までもが「それがいいよ」と頷いてくる





…さてはお前達、灼熱地帯での代わり映えのない探索に飽きただけだろう?

だが時登りの笛も使い果たして討伐できる時間も残り少ない
決断するなら今しかない


しかたがない、目標を急遽変更とする

「指南書を探すと絶対スロットに出ない」俺屍あるあるが見事発動です。
くっそー!次世代の子には全職業の中から自由に(サイコロで)職業選んでほしかった!

結局この探索では扇の指南書は手に入らず、そのかわりくるみが奥義・流星爆くるみを創作。
オウギ違いだよ。



途中から明らかにやる気と集中力が切れてきた(野分とか白浪ってw)若手を見ていて夜霧が気の毒になったので、ここで指南書は諦め髪戦へ切り替えです!


最後の火が消える寸前!でもギリギリセーフ!


赤火で突入しましたが古扇日の丸はくれませんでした!
出にくいんだよなぁコレ。

今回狙ってた扇の指南書も出なかったから、実桜家は踊り屋とはご縁が薄いのかもね。


さて一ツ髪の攻撃は個体と列の直接攻撃と、一番おっかない七天爆

対策として初手に火祭りしたけど、地形効果も加わってひっどいダメージ叩き出すからコイツが来るのが一番イヤだ!!


くるみも黒鏡で短期決戦を希望してるみたい。


よーしそれ採用!


うーん、コピー失敗。髪から反撃が来たけど幸い物理の列攻撃。

でもまだ石猿バフしてないので後列でもこんなダメージに。いててて。



最近調子が悪い聖汰の寝太郎。


今回もなかなか寝てくれません。
そして再び飛んでくる物理攻撃をまた一人で受けようとする夜霧。


聖汰「大丈夫か、兄ちゃんっ!」




そんでもって一ツ髪、髪の中でも防御力が高い方なんですよね。

多少の梵ピンを積んだくらいじゃ痒いくらいのダメージしか通りません。
(あ、聖汰のエフェクト…!これ木霊の弓装備してるのか!雨切り弓を忘れてるー!そりゃ攻撃通らないはずだわ!)



ならばこっちも地形効果を乗せた火術の併せ!!
1800ダメージ、よしよしイイぞ!




と、ここで金剛変中のくるみが黒鏡を入れました!いつもの型に入ります!



今回はすももの飛天脚を待たず、夜霧の連弾弓を叩き込んで



体力が比較的低い(4,000)一ツ髪、このダメージに耐えきれず撃沈です!
やったー、髪切りの折り返し地点到達だ!

これまでに切り取った4本の内、3本は夜霧世代で叩き斬ってます。
ね、ほら夜霧!やっぱりキミは優秀だよ!
ご先祖様の誰に自慢してもいい、立派な当主様ぶりじゃないか!

…それが起こったのはまさにその時。


帰還しようと並んで歩き出した夜霧と聖汰、まったく同じタイミングでフラリとよろけてお互いの肩にぶつかって…

自分達の身に、何が起きたか悟ったのでした。

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