1019年 冬

先月大江山に登り、強敵や太鼓持ちを少々狩りとった結果双子が大きく成長を遂げました。



二人の現在ステータスはこんな感じ。

フィジカルは同等レベルだけど由梨は技も優秀みたいです。ふむふむなるほどねー。


実は由梨の素質点は秋陽と4倍以上の差をつけて第一位だったんですよね。
もうすでにそういう才能の片鱗が見え始めてるのかな?

しかし由梨自身の性格は秋陽の行動を見まねして付いて歩いてるヒヨコちゃん状態。
戦闘でも兄の行動を見てから自分の行動を決める事が多い(敏速が僅差で秋晴のほうが高いため、秋陽の行動の直後に動き始める)んです。

本人、自分が優秀だって自覚は全然なさそう。
むしろ秋陽や大人たちだけが由梨の才能にちゃんと気づいてるんだろうな。

・1019年1月 初代当主 錦の手記

今月は相翼院で修行をすることにした


太鼓持ちで経験を積んで、ついでに槍の指南書も手に入れた
これを読むと槍使いになれるんだって


ついでに良さそうな槍や術の巻物も手に入ったんだ

太鼓持ちのおかげで双子の成長も早くて私の力なんかもう少しで超えちゃいそうだし、ここまではね、ほんとに順調だった


でもここで、例の私の悪い癖が出た


これならきっと大丈夫!って無理やり奥に進んじゃったせいで、悪羅の襲撃を受けて由梨が


由梨が


どうしようどうしよう 由梨に万が一のことかあったらどうしよう

あんなに宇一に注意されていたのに!あんなに調子にのるなって言われたのに

マヌケな作戦をたてた自分のことが許せない

本当に過信した間抜けはプレイヤーの方。
悪羅大将のスピードに勝つことができず、由梨を落とされてしまいました…

こんな養老水も持ってない内に戦闘不能にしてしまうなんて、ごめんよ由梨。

お願いだから頑張って…!

・1019年2月 初代当主 錦の手記


由梨が無事だった!無事だったよ!!

良かった、ごめんね…ほんとにゴメン


こんな状態だし次の討伐は休んだほうがいいって言ったけど、由梨は「お兄ちゃんと一緒にでかけたい」って頑固に言い張るし宇一も「自分が守ります」って最後は認めてた


ういっちゃんがそう言うなら…わかったよ でも絶対気をつけるんだよ
お守りになるように二人には店で売ってる中で一番強い弓を買ってあげた



ういっちゃん、双子たちをよろしくね!
たくさん鍛えてあげるんだよ

*******


今月私は留守番してこれを書いてる
ちょっと疲れが溜まってるみたいだ

それとも

それともこれは、疲れじゃないのかな
考えてると大声を上げたくなる まだわからない

ただの疲れだ きっとそうだ

みんなが帰るまでに美味しいごはんを作れるように、イツ花に教えてもらうんだ

inserted by FC2 system