3話:1018年・夏

北辰ほくしんと宇佐ノ茶々丸の娘・地咲ちさきが屋敷へ到着、剣士になる
・白骨城にて恨み足を撃破
❖北辰:1歳0ヶ月 天進:0歳8ヶ月 地咲:0歳2ヶ月
先月の白骨城の討伐では速瀬と木霊の弓をゲットしたうえ、恨み足まで立派に撃破!と大成功のうちに終わりました。
天進「…立派に?」
北辰「毒殺でもなんでも勝てば良いのだ」

よしよし、地咲。キミはしっかり勉強していた?

体動かすのは頑張ってたけど、術のお勉強はほぼしてなかったっぽい。
ですよねー!来たばかりの小さい子が家で一人学習とか無理ですって。

よし、先月のうちに目的の巻物は手に入ったんだし、今月は母さんがしっかりと訓練つけてあげよう。

北辰様と地咲ちゃんの訓練中、天進には出撃をお願いします。
8月は選考試合に行くって選択もあるけど、一人でこんなの参加できないからね。
先月取った速瀬もあるし、この術で強敵を避けつつ迷宮での討伐を頑張ってきておくれ!

…て、この息子速瀬の術覚えられてないじゃんか。
北辰「せっかく…取ってきたのにぃ…」
天進「ごめんって!術が無くてもオレは母さんみたいに無茶無理無謀はしないし、なんとかなるっしょ。行ってきま~す!」

天進様、単独でご出陣!

8月 相翼院


こんな暑い日は涼しい水辺に行きたくなるな。相翼院に行ってみるか。


火時計は総青火。
赤火が点いてるとプレイヤーが興奮して無理な討伐しちゃうので、今月のコレは良い傾向。


薙刀士だと単独でもザコ敵は一気に蹴散らせるからいいぞいいぞ。
天進!カッコいいぞー!


と褒めた途端、宝箱の罠に引っかかって酔っ払った人の図。


神仙水はあるんだけど薬のラベルも読めなくなってて、治せない~~~!

酔いが覚めるまで宝部屋の中を千鳥足でブラブラ徘徊するしかないや。
天進!カッコ悪いぞ~! 天『うるさいなぁ』


青火一個分の時間を消費した頃ようやく酔いが醒めたので、面目躍如で敵を避けまくって奥の院までダッシュして象のデベソボタンをポチリ。
象が消えてショートカット開通です。これだけでも単騎出撃してきたかいは十分にありました。


少し余った時間で燃え髪大将を試し切りしてみよう。
ここらで太鼓持ち狩りができるくらい強くなってるといいんだけど…?って、こりゃ全然だめだ。
攻撃も痛いしダメージが殆ど入らない。燃え髪硬い!


天進「じゃ、さいならっ」


撤収!


天進、相翼院で変な象のヘソを押したことが今月の働きの全てとなったんだけど、母上と妹君にはなんて説明するんでしょうね。
なんかカッコイイ活躍話とかちょい脚色して報告してそう。

天進「…それでその回廊を塞ぐように設置されたおかしな象の像が、突然オレに向かってこようと動き出したんだ!ま、オレの俊足で見事振り切って、最終的にはチョイと消し去ってやったけどね」
地咲「ほんとに!?天ニィ、すごっ!格好いい!!」

9月 鳥居千万宮

天進が相翼院で頑張ってきてくれたおかげで、北辰様と地咲はじっくり訓練することができました。


成果はこんなもんだけど、ひとりで自習してるよりずっと良いよ。


術は一個も覚えることができなかったんですけど。…まあ。

お母さんと訓練してる間も、術より剣の腕を磨くことに集中したのかな。
ちさちゃん、可愛い顔して脳筋かい?

そうだ、まだ確認してなかったんだけど地咲の素質っていったいどれくらいなんだろう。


確認しました。106点!お兄ちゃんの天進よりちょっと低いんだな。
兄妹どちらも10点神様の子どもたちだもんね。想定内想定内。


それではいよいよ地咲も初陣。家族3人で出立です。


行き先はまだ当家未踏の迷宮、鳥居千万宮へ。


地咲の進言。一生懸命前に出たい進言してるけど、危ないから符を使ってておくれ。
キミ、まだ術なんにも使えないんだからね。


「もーえろー!」
喧嘩上等が信条の地咲ちゃんは早く刀で鬼ぶん殴りたいだろうな。


でも地咲の成長具合はまだまだ突出したものも無くて平均的。
初陣だから様子見中か?大人になるにつれて、個性が出てくるかな。楽しみだ。


地咲の体力も伸びてきたので、試しに無限鳥居千まで行ってみました。
先月天進が試しに挑んで「無理!」ってなった燃え髪大将ですが、北辰様の攻撃は超有効です。

燃え髪、技水ももちろん弱点だけど(燃えてるからね)技土もちょっと弱いんだよね。
土属性の源太様の剣には感謝しなきゃ。


お父さん!ありがとーっ!!(と感謝しつつビシバシ働いてもらう)


術の巻物もいくつかもらって帰りました。上出来です。
特に防人もらえたのが嬉しい。

今月はここまで!帰還しましょう。


❖初陣、お疲れさま!

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