「機は熟した」

第14代当主だった美月が亡くなり、次の当主には踊り屋の咲が指名されました。
キャピキャピした女子らしい部分を全く持ち合わせずに生まれたこの娘、指名された時も慌てず騒がず「あぁ・・・うん。」とドッシリ構えて拝命したようです。

そして剣士でもあった前当主様の形見「松笠」「繁盛」は、体の火と水の素質が不安な息子の志堂君の元へ。
メインウェポンである「繁盛」はすでに福効果の枠が埋まったし、あまり使わなかった「松笠」にも今回はさすがに何も恩恵は無し。しょうがないね。

同月、鰯田家に新たな家族がやって来ました。交神したのは、何度となく死にかけてはその度に復活を繰り返してる災難な弓使い・奈々美と、ふんわりイケメンの「虫寄せ花乱」様。


◆この方も、リメイクで初登場の神様。・・・昆虫?


◆生まれた子は男前らしい。父神も見た目いいもんなー

この鈴之進くん、初めは攻撃力に不安のある子だったんだけど、のちに「大日ノ錦帯(技の火+100)」を締めて「名弓不知火(火属性)」を装備させたところ、攻撃力が跳ね上がって一気に当家の主戦力へと変身しました。
きゃー、オットコマエ!(笑)

この頃になると店に並ばないような強力な属性武器が、選考会のご褒美でよく出てくるようになります。
弓も例外ではなく「名弓不知火」と「名弓雲破り(風属性)」が何度も貰えちゃいますよ。
どちらも強力なので、使用者の技の値と相談しながら使い分けできて良いね。

さて、それから数カ月たって鈴之進君もイッチョマエに術も使いこなせるようになってきた頃、当主の咲ちゃんが適齢期を迎えてご結婚することになりました。
さて当主様、お相手は誰に?「氷ノ皇子」いっときます?

「・・・んにゃ、皇子は奉納点が高すぎる。この人でいいよ。」咲ちゃんが指したのは・・・


◆充が言うと、どうにもやらしく聞こえるw

生前、家内の女子に散々セクハラしてはぶん殴られて、没後は何を間違ったか氏神にちゃっかり収まった充さん・・・改め、「鰯田大師」様ですよ。

たぶんこの方、当家の踊り屋の娘の御指名と聞いて、嬉々として降りてきてくれたことでしょう。
テンション高く(笑)。

それに対して咲ちゃんは、がっつり飲酒でもしながらデーンと構えて出迎えたんじゃないだろうか。
スルメも齧っていたんじゃないだろうか。

なにしろ、一皮剥くとオッサンが出てくる娘だから・・・


◆生まれた子。この何かを悟ったようなドッシリ感は、お母さんに似たのか?

当家で二人目の、男子踊り屋です。
初代男子踊り屋の薫ちゃんと違って、この貞くんはオネエ様じゃないみたい。伝統芸能の家元みたいな風情があるよ。
それにいきなり、体の火が400越え!腕っ節強い!

それに比べてちょっと残念なのが、剣士の志堂ちゃんの方。
初期値こそそこそこ良かった体の火ですが、素質の通りに急激に成長が頭打ちになり、どう贔屓目に見ても攻撃力がパッサパサです。
うぅ、当家の攻撃の要のはずの剣士様が、そんなでどうする!志堂、頑張れ!!


◆志堂の体の火、年下の鈴之進にすら惨敗。貞にもすぐ抜かれそうで怖い・・・

踊り屋の貞が当家に来てすぐのある日、バタリと倒れた家族がいました。
瀕死の重傷を負っても、不屈の精神でめげずに立ちあがってきた弓使いの奈々美ちゃんです。

この子、あまりに打たれ弱かったのでいつか迷宮内で敵の手に掛かって亡くなるんじゃないかとヒヤヒヤしていたけど、それに関しては杞憂に終わりました。
よかった。この子も畳の上で逝けるんだね・・・


◆だから痛恨の一撃を受けても立ちあがって、寝込まずにいたのかい?ありがとう

家族が一人少なくなって数カ月、一行は相変わらず地獄巡りをしたり中ボスを屠ったりして、踊り屋・貞くんを丁寧に育てます。
実は踊り屋の奥義のうち「獣踊り」と「花吹雪」がまだこの時点で開発されていないんだよねー。
踊り屋の奥義はどれもこれも超強力なんで、早いとこ覚えさせなければ・・・


◆百足に喧嘩を売りに行く。ガッデーム!!


◆首輪いただき!百足は嫌いですが「百足 お銀」様は可愛いです

さて、地獄巡りの隙を縫って再び交神の時期ですよ。
次は、薙刀の家系に生まれたクセに、当主に頼み込んで槍使いの職業を復活させ、さらに「竹馬が得意!」と自慢する根からの長モノ好き、亘の番。


うわわ、艶っぽいセリフ!さすが人妻

すっかり大人の女の落ち着きを取り戻しましたね、お紺さん。
鳥居千万宮でピーピーコンコン泣いていたのが嘘みたい。大人のお色気で、ガキっぽい亘くんを包んであげてくださいよ。


◆竹馬好きの父から木登り好きな息子がw 遺伝じゃ、遺伝の仕業じゃ!


◆信条はとっても良い子。天界でお母さんに、よーく躾けられたのか?

二人の間からは、物凄く素質の高い子が生まれました。
特に体!ほとんどカンストじゃないか!お紺さん、イイ遺伝子授けてくれたねえ。愛だよ、愛。

しかし反対に言うと、これだけ一族の遺伝子情報の値が上がってるってことは、短命の呪いに拍車がかかっていてもおかしくない状況なんだよなー。
奉納点を一気に稼げる大将たちも、ほぼ倒しつくしました。もう目新しいイベントも無く、ただ黙々と地獄を歩き回るのも、皆きつくなってきた頃だ。

そう考え始めてきたこの時期に、ついに踊り屋・貞くんが『貞花吹雪』を編み出すことに成功。


◆反則的に強力な踊り屋の奥義、花吹雪!こいつを待ってた!

うん、よし・・・これでほぼ必要な物は揃いました。
そろそろ、「機は熟した」と言えるんじゃないかな。言っていいんじゃないかな。

最終決戦まで、いよいよ秒読み段階です。

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