1020年 冬

・1020年11月 討伐隊長 綾梅の手記



今月は梅乃ちゃんと2人で大江山に登ります
寒いから気をつけてって注意されたとおり本当にとっても寒くて、手も耳も鼻も真っ赤になっちゃうし痛くて千切れそう

でも雪を見るのは初めてだけど、イツ花が言ってたとおりすごく綺麗ね



お婆ちゃんやお母さん達はこの大江山が初陣の場所だったそうです


初陣なのに寒くて厳しくて大変だったって言ってたけど、そんな所に2人だけで行かせるお母さん達の方がもっと厳しいよね?

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当主様に教わった朱雀大路に到着したら、祟奈鳥大将を追いかけ回します



なるべく笛を持っていそうなやつを見つけるんだよって言われても、そんなのわかるわけないよ!

…って思ってたけど、慣れてきたら笛を抱えてコソコソしてるやつが分かるようになりました



途中で崇奈鳥大将の中から天狗の神様が飛び出した時はビックリしたけど、天狗が落とした笛を吹いては戦い吹いては戦い、たくさん修行しました


途中で梅乃ちゃんが「綾梅ちゃん、良いこと考えついた!」と凄い薙刀さばきを見せてくれました!すごいすごい、さすが梅乃ちゃん!!

二人で考えて、奥義・双光梅乃斬と名付けました


でも梅乃ちゃんばかり頑張ってもらうわけにはいきません!

当主様も、二人で力を合わせて頑張れって言ってたもの
私も一生懸命考えて、自分だけの技を創作!

名付けて奥義・綾梅鏡返しです

さあ今年もやってまいりました大江山名物「時登り狩りin朱雀大路」!!



青火タイムは笛を狩り、赤火タイムは石碑エリアでお薬を取って、持ちきれなくなればスポドリ代わりに飲んで喉を潤すという(鬼にとって)悪魔のような双子がやって来たお陰で朱雀大路は阿鼻叫喚の大騒ぎです。
まったく、誰だ!こんなひどい名物を考えたのは!笑

お陰で急成長した双子が揃って奥義習得。
梅&梅、お揃い好きだね。かわいいね(贔屓)

立派に成長を遂げ奥義を引っさげて戻ってきた双子を見て、八恵と龍月は頷き合います。



もう頃合いだな。最後の戦いに出発しよう。

待たせたな、朱点童子…!




「あぁ、オレも楽しみにしておくよ。絶対叶えるから待っていてくれ!」
お人好しの龍月なら、黄川人の言葉にそう答えるんだろうね。
人懐こい笑顔でさ…



雪の大江山、何度この道を駆け抜けてきたか


途中でちょっと寄り道をして先月のお土産笛を一本消費!



よっしゃ、みんなアレをやるぞ!!


ハイ!


ハイ!


ハイ!


ハイッ!!


ハイッ!!花乱火の併せから入ってすぐに積み!!



ドーン!やったぁ!念願の竜神刀をゲットしました!

このプレイヤー、周回プレイしてもいつも石猿様の竜神刀とはご縁がないので、今回取れたのはほんと嬉しかった!
次に剣士が生まれたら重宝させてもらおう!!(フラグ)


そして…


朱点童子の元に到着

先祖たちの思いを胸に…いざ、勝負!!





初手、各自朱点の弱点である水術の符を進言しつつ様子見をする家族達



朱点の口臭を嗅がされてテンションガタ落ちになる女性陣に必死で消臭剤(萌子)をかける当主様。
大丈夫!ほら全然臭くない!臭くないよー!



「もー!この鬼!さいてーーーー!!!」覚えたての奥義で乙女・梅乃が怒りの一撃!


ほんとこの、鬼朱点のお下品スキルのオンパレードって「なんか…一族の宿敵の攻撃なのに、それにしてはなんか…」って気持ちになるよね。



萌子を積みきって、梅乃の闇の光刃で火炎消毒!!


滅菌したところですかさず八恵が懐に飛び込みます!
いいかげんになさい!



あっ…!


あああ!!!


そして

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・1020年12月 四代目当主 龍月の手記

大江山山頂・朱点閣で朱点童子を倒した
しかし、呪いは解けなかった

今はそれ以上のことを書くことができない

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